関数 IFとは、IF=日本語で表現すると「もしも」が良いでしょう!
つまり、もしも何々なら何々を表示し、それ以外が何々を表示する。
例文で説明します。
A列に1~5が入力されているとします。
問題:
A1が「1」の場合、B1に「A」を表示させ、それ以外は空白にしなさい。
この場合のB1の式は、=IF(A1=1,”A”,””) =IF(論理式,真の場合,偽の場合)となります。
論理式、つまり、「何々だったら」にあたり、
真の場合、つまり、条件である論理式にかなった場合になります。
偽の場合、つまり、その他、論理式に合わないもの全てとなります。
注意として、お試しする場合はexcelファイルを開いて実行してください。
【参考】として以下の表を表示しておきます。
「比較演算子」は下の6パターンあります。 | |
A=B | AとBが等しい |
A>B | AがBよりも大きい |
A<B | AがBよりも小さい |
A>=B | AがB以上 |
A<=B | AがB以下 |
A<>B | AとBが等しくない |
上記の方法が判ったら、先ずは体験です。
1;もっとも単純でIFの基礎となるIF関数を体験してみましょう!
以下に判定のセルにIF関数が空白の表があります。
点数 | 判定 |
69 点 | |
75 点 | |
73 点 | |
50 点 | |
51 点 | |
83 点 | |
45 点 |
上記の表に、関数 IF を使用して判定欄に合格・不合格合格ラインは70点以上です。
点数 | 判定 |
69 点 | 不合格 |
75 点 | 合格 |
73 点 | 合格 |
50 点 | 不合格 |
51 点 | 不合格 |
83 点 | 合格 |
45 点 | 不合格 |
となりました。関数は;=IF(H23>=70,”合格”,”不合格”)です。
如何ですか?・・・出来ましたら動画で確認してください。
それでは、動画で確認してみましょう!
←こちらをクリックして下さい。
理解出来ましたか?
それでは次に進めましょう!
2;関数 AND・ORを使用してTRUE(真)・FALSE(偽)に振り分けてみましょう!
以下の表に60点を基準にしてTRUE・FALSEに分けてみましょう!
点数 | 点数 | AND | OR |
69 点 | 40 点 | ||
75 点 | 55 点 | ||
73 点 | 60 点 | ||
50 点 | 60 点 | ||
51 点 | 70 点 | ||
83 点 | 65 点 | ||
45 点 | 70 点 |
以下の表に変わりました。関数は;ANDが=AND(I38>=60,H38>=60)で
ORが=OR(I38>=60,H38>=60)です。
点数 | 点数 | AND | OR |
69 点 | 40 点 | FALSE | TRUE |
75 点 | 55 点 | FALSE | TRUE |
73 点 | 60 点 | TRUE | TRUE |
50 点 | 60 点 | FALSE | TRUE |
51 点 | 70 点 | FALSE | TRUE |
83 点 | 65 点 | TRUE | TRUE |
45 点 | 70 点 | FALSE | TRUE |
要点としてはORはどちらか1つが60以上であればTRUEと表示されます。
また、AND2つとも60以上でTRUEとなり1つの場合はFALSEとなります。
それでは、動画で確認してみましょう!
←こちらをクリックして下さい。
理解出来ましたか?
注意)紹介しています動画は、「IPad及びスマホ」では見えないようですからパソコンで起動してください。
次は、関数 IF の組み合わせ②③を学びましょう!
それでは、またぁ~~~