スタッフブログ
2011年9月9日
車と共に48年「わたしの自叙伝」その7

当初当時の状況・・・エンジンがかからない電話の対応

お客様から・・昨日納車してくれたスバルのエンジンがかからないから何とかして~~~

私から・・セルモーターは元気よく回りますか?

お客様から・・ずいぶん回したがまだよく回っているがかからないんだけど。

私から・・それでしたら多分出張するより早くかけることが出来ると思いますから次の順番で実行してください。

①最初にチョークをいっぱい引いて(絞って)アクセルを戻して(踏まずに)セルを5秒程度回してください。
②その方法でかからない場合は逆にチョークを戻しアクセルをいっぱい踏んで20~30秒セルを回しながらエンジンの音に注意してください。
そして、回している途中でエンジンの音が・・ど・・・・ど・・ど とかかりそうな音がしたらそのままセルを回し続けるとどどど~んとかかると思います。
先ずはこの方法を実行してください。その後結果を電話してください。

しばらくして、お客様から・・エンジンがかかりました。原因は何だったでしょう!

私から・・②の方法でかかった場合混合ガスのガソリンが濃すぎたのが原因ですから今後はチョークを引かずにアクセルを踏みセルを回しながらゆっくり少しづつチョークを引いてかけるようにやってみてください。

その後は、このお客様からの電話かかって来ませんでした。多分要領が解ったことと思い後日電話をさせて頂きましたらその後は順調だよ!との返事で安心しました。
このように1回で覚えるお客様はまれで殆んどのお客様は納車後数回やり取りがありそのコツを覚えていただきました。
また、車の癖と言うものは気ままなものでこの減少の逆(ガソリン濃度を濃くしないとかからない場合)もあり現象を聞いてら的確な診断力を持っていなければ販売営業は無理と言うことになります。
今回はここまで・・・・次回をお楽しみに・・・

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