こんにちはゴトウスバル本社の ゴトウケンジ です。
昨今 国会での衆議院予算委員会の中継を見ていると 消費税の 軽減税率についての論戦が多くありますが
「軽減税率ってなに」の質問に どの様に回答してよいのか あまりわかりませんでした。
実は、昨日またもやたまった新聞の整理をしていると、なんとこんな記事が目に留まりました。
「軽減」税率はまやかし (2016年1月6日の中日新聞です)
え まやかしって 本当は何と思いこの新聞をちょっと読んだら
自民党と公明党の対立していた来年4月からの消費税について決着したという「軽減税率論議」の記事でしたが
この記事のなかで やっぱり と思うことが多くありました。
現在の消費税は皆さんご存知のように 8% ですね、この税率8%より上にすることが増税であり、8%より下げることが軽減ですが、8%のままの税率を食品で 据え置く ことを 軽減税率 と呼んでいるんですよ。
軽減とよばせるなら 8% より絶対に下げなければ「据え置き税率論議」と呼ぶべきだ。
と 池内了(総合研究大学院大 名誉教授)が論じていました。
そうそう 私も言いたかったのはこの事でした。 😛
税金は簡単に便宜上の表現は認めたくありませんよ、自動車に関する税金もしかりで
何故、環境に優しいと自動車税や重量税が同じ車でも変わるの・・それなら環境税なる表記を利用すべき
とおもいます。
自動車税はその物に掛かる税・重量税も重量による道路特定財源税で環境による個体で変わることは変ですね。
やっぱり、何も考えずに ほ~う と呼んでしまう癖は 政府の思うつぼに誘導されちゃうね。
10年ほど昔 川柳にこんなのがありました
「暫定とは 40年なり 取得税」誰が読んだか覚えてませんが、取得税は1968年創設です
取得税とは道路財源の目的税でありました、目的税とはその目的のためにのみ徴収利用する税ですが、途中で一般財源税と変化させて生き残り、それも富裕税的なものであり贅沢なものに ターゲット が絞られてました。
従って、
広く浅く多くを目的とした3%と5%の消費税導入時と共に取得税はなくなると思っていましたが、
税の不足分を暫定的に補完するという目的で暫定的に目的税だったものが50年を経った今でも残っています、来年の消費税増税時に廃止との案だそうですが??? 50年とは人生の半分が暫定かも、
総理大臣も常に暫定とみなす方が・・・ほんと不思議ですね・・・
ちょっと ひねくれた心でニュースや報道に注意しながらの毎日を楽しんでいる ゴトウケンジ でした。