SUMIF関数の使用方法としては、表の中のデータが多い場合、金額をただ合計したい場合にはもちろんSUM関数でOKですが、仮として交通費の金額だけを合計したい!といった場合には 条件に合うものだけを合計するSUMIF関数を使います。
SUMIF関数の意味は、『SUM』は『合計する』、『IF』は『もし○○だったら』ですから、 SUMIF関数は『もし○○だったら合計する』ということになります。同様に「COUNTIF」も『もし○○だったら選択した中に同じ物の数が幾つあるか』を調べる関数です。
そして、「DSUM」も条件に合うデータだけを合計したい場合にはDSUM関数を使います。
それでは、以下の表から
会員番号 | 性別 | 住所 | 誕生日 | 販売額 | IF関数 |
1 | 男 | 神奈川県 | 1956年5月 | 120,800 | 120800 |
2 | 女 | 東京都 | 1978年8月 | 56,000 | |
3 | 女 | 千葉県 | 1967年6月 | 98,500 | |
4 | 女 | 東京都 | 1959年10月 | 209,000 | 209000 |
5 | 男 | 千葉県 | 1962年11月 | 4,800 | |
6 | 男 | 東京都 | 1970年8月 | 590,300 | 590300 |
7 | 女 | 神奈川県 | 1975年12月 | 76,900 | |
8 | 男 | 東京都 | 1969年2月 | 13,900 | |
9 | 女 | 千葉県 | 1954年3月 | 57,800 | |
10 | 女 | 千葉県 | 1948年7月 | 100,000 | |
11 | 女 | 神奈川県 | 1950年4月 | 156,800 | 156800 |
12 | 男 | 東京都 | 1973年12月 | 83,200 | |
13 | 女 | 東京都 | 1968年3月 | 8,700 | |
14 | 女 | 東京都 | 1959年9月 | 91,800 | |
15 | 男 | 神奈川県 | 1953年2月 | 236,700 | 236700 |
16 | 女 | 千葉県 | 1966年9月 | 371,200 | 371200 |
17 | 女 | 東京都 | 1953年4月 | 78,000 | |
18 | 女 | 神奈川県 | 1979年8月 | 9,800 | |
19 | 男 | 東京都 | 1976年1月 | 23,800 | |
20 | 女 | 東京都 | 1980年2月 | 89,000 |
1;男性の売上合計は?をSUMIFにて求めたところ以下の数字になりました。
1,073,500 |
関数は、=SUMIF(I45:I64,”男”,L45:L64)です。
2;女性の人数は?をCOUNTIFにて求めたところ以下の数字になりました。
13 |
関数は、=COUNTIF(I45:I64,”女”)です。
3;東京都に住む、女性の販売額合計は?をDSUMにて求めたところ以下の数字になりました。
532,500 |
関数は、=DSUM(H44:L64,L44,E59:F60)です。
上記では3種類の使い方を披露しましたが、これ等の関数を使えば分析が可能です。
但し、必需要件があります。それはデータ表から「条件」を指定する別の箇所に表を作成する事が大切です。
例えは、以下のように・・・
性別 | 住所 |
女 | 千葉県 |
また、必ず、表のデータと同一の文字列を使用する事が要件です。
それではYouTube動画でSUMIFの使い方見てみましょう!
他の関数、「COUNTIF・DSUM」も類似してますから動画の紹介は省略しました。
理解出来ましたか?
次のテーマは?、何が出るかお楽しみに・・・
それでは、またぁ~~~