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2011年10月25日
車と共に48年「わたしの自叙伝」の回想録 その36の後編

ここからは前回の後編です・・・

オイルショックの時代には車の売買は・・・・どうだった?
車を持っていてもガソリンを売ってくれない、売ってくれても制限されることが当たり前のこととなり、現在のアップルでは考えられない買い手市場でした。

特に排気量の大きい車は買って欲しい!と売りに来てくれるが買うことは一切考えてないお客様ばかりであった。

某ディラーの中古車のプールには


この様な車が満タンに詰め込んであり、中古車不足時の業販担当は様変わりになり「値引きするから買ってください」と売り込みに必死だった。

そのような時期の中で私共の会社はどのような対応で乗り切ったと思いますか?・・・
それは、先ず全社員を集め徹底した議論の末得た作戦は、中古車販売が中心的な営業をしておりましたが思い切って社長も含め全員メカニック方式に変更、私もツナギを着て油にまみれて工賃売上に専念しました。

また、事前に損益分岐点を把握してましたから一ヶ月に内何日目に損益分岐点を超えられるか?と数字との競争をしていました。

先ず仕事を受けて、それをこなすそれを連日連夜朝早くから夜遅くまで続けて損益分岐点を超える日には、ほぉっした毎日でした。

 

その時思い出した言葉が「真面目に・コツコツ・一生懸命」でした。
そうした事が幸をもたらしたかそのような時期にもかかわらず赤字の決算をしなくて済みました。

そうこうしてる間に徐々にオイルの流通も正常に戻ってきて狂乱物価も収まって車も売れるようになって来ましたから私共の会社も以前の営業方針に戻しました。
今回ははここまで・・・次回をお楽しみに・・・

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