今回は以前に公開したDATEDIFに関連した内容ですが、M(月)とD(日)を関数の使用方法にチャレンジしてしましょう!
1;以下の表に「勤務月数と勤務日数及び給与」を表示させてみましょう!
要点としては、工事で期間を「月数」「日数」で算出後「給与」を表示します。また、ここでは、休みなく勤務したとします。
日給 | 開始日 | 終了日 | 勤務月数 | 勤務日数 | 給与 | |
長島 | 12,500 | 3月10日 | 12月22日 | |||
江夏 | 11,800 | 5月13日 | 10月15日 | |||
江藤 | 18,200 | 2月21日 | 11月18日 | |||
山本 | 13,000 | 6月30日 | 10月20日 | |||
野村 | 14,200 | 4月25日 | 12月27日 | |||
村山 | 15,300 | 1月16日 | 11月30日 |
すると上記の表が以下の表になりました。
日給 | 開始日 | 終了日 | 勤務月数 | 勤務日数 | 給与 | |
長島 | 12,500 | 3月10日 | 12月22日 | 9 | 13 | 3,600,000 |
江夏 | 11,800 | 5月13日 | 10月15日 | 5 | 3 | 1,840,800 |
江藤 | 18,200 | 2月21日 | 11月18日 | 8 | 29 | 4,950,400 |
山本 | 13,000 | 6月30日 | 10月20日 | 3 | 21 | 1,469,000 |
野村 | 14,200 | 4月25日 | 12月27日 | 8 | 3 | 3,507,400 |
村山 | 15,300 | 1月16日 | 11月30日 | 10 | 15 | 4,896,000 |
関数の答えは、勤務月数=DATEDIF(開始日,終了日,”M”)です。勤務日数 DATEDIF(開始日,終了日,”D”)+1としますが最後に+1を加算しています。また、給与は日給×勤務日数としてあります。
次は、WEEKDAY関数とTIMEの使用方法にチャレンジしてしましょう!
説明;WEEKDAY関数とは、日付から曜日を求める時に使用します。
また、TIME関数は与えられた時・分・秒から、その時刻をあらわすシリアル値(シリアル値とは、エクセル内部で時刻を表現するために使用している数値のことを言います)を表示する関数です。
2;以下の表に「曜日と勤務時間及び合計」を表示させてみましょう!
日付 | 曜日 | 出勤 | 退社 | 休憩 (分) | 勤務時間 | ||
時 | 分 | 時 | 分 | ||||
7月1日 | 10 | 50 | 16 | 32 | 45 | ||
7月2日 | 12 | 30 | 19 | 10 | 30 | ||
7月3日 | 11 | 20 | 17 | 45 | 35 | ||
7月4日 | 14 | 30 | 20 | 14 | 20 | ||
7月5日 | 13 | 55 | 20 | 10 | 30 | ||
7月6日 | |||||||
7月7日 | 13 | 37 | 18 | 28 | 18 | ||
7月8日 | 9 | 45 | 16 | 33 | 27 | ||
7月9日 | 14 | 50 | 19 | 10 | 23 | ||
7月10日 | 16 | 0 | 22 | 56 | 31 | ||
左の「日付」から曜日を数式と書式で導きましょう。 | 合計 |
すると上記の表が以下の表になりました。
日付 | 曜日 | 出勤 | 退社 | 休憩 (分) | 勤務時間 | ||
時 | 分 | 時 | 分 | ||||
7月1日 | 火 | 10 | 50 | 16 | 32 | 45 | 4:57 |
7月2日 | 水 | 12 | 30 | 19 | 10 | 30 | 6:10 |
7月3日 | 木 | 11 | 20 | 17 | 45 | 35 | 5:50 |
7月4日 | 金 | 14 | 30 | 20 | 14 | 20 | 5:24 |
7月5日 | 土 | 13 | 55 | 20 | 10 | 30 | 5:45 |
7月6日 | 日 | 0:00 | |||||
7月7日 | 月 | 13 | 37 | 18 | 28 | 18 | 4:33 |
7月8日 | 火 | 9 | 45 | 16 | 33 | 27 | 6:21 |
7月9日 | 水 | 14 | 50 | 19 | 10 | 23 | 3:57 |
7月10日 | 木 | 16 | 0 | 22 | 56 | 31 | 6:25 |
左の「日付」から曜日を数式と書式で導きましょう。 | 合計 | 49:22 |
曜日を表す関数は、=WEEKDAY(日付)です。また、勤務時間は=TIME(F89,G89,0)-TIME(D89,E89,0)-TIME(0,H89,0)なお、F89,G89表示はexcelにて表示しているセルの位置を表していますがこのセルをコメントに変えることはしていませんから概念としてご覧ください。また、合計は=SUM(I72:I81)で表示した数字をユーザー定義の[h]:mmを使用しています。
YouTube動画で時間の表示方法をご覧ください。
理解出来ましたか?
次のタイトルは?、何が出るかお楽しみに・・・
それでは、またぁ~~~