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2011年11月7日
知って得する情報編 第二章;「CAAの評価基準について」


ここで弊社が深く関わっているCAAの評価基準についてご披露します。

1.評価方法
評価点は、当該中古車に係わる諸情報をコンピューターに入力し、評価点自動算定システムにより客観的に算定されます。

このシステムは、基本的にはキズ等の不具合点と、機関・足廻り等機能面の不具合点を積算して、そのデータをベースに、初度登録年月からの使用期間、走行キロ、修復歴有無等を加味して総合的に評価点を算出するシステムです。外装・内装の評価は、不具合点だけを入力データから抽出し、積算等により判定したものです

2.評価基準

評価点 内容
外装評価
内装評価

S点
・走行10,000km以内。
・初度登録経過月数12ヵ月以内。
・無傷、無補修のもの。
外装評価; A以上
内装評価; A以上

6点
・走行30,000km以内。
・初度登録経過月数36ヵ月以内。
・内外装とも軽微な瑕疵が僅かにあるもの。
外装評価; A以上
内装評価; A以上

5点
・走行50,000km以内。
・外装に軽微な瑕疵が若干あるもの。
・内装に気になるシミ、汚れ、のり跡、焦げ、切れ等が若干あるもの。
外装評価; A以上
内装評価; B以上

4.5点
・走行100,000km以内。
・軽微な加修を施すことで5点に準ずるもの。
・外装に気になる程度の瑕疵が数箇所あるもの。
・内装に焦げ穴、割れ、擦れ、変色、色褪せ等が若干あるもの。
外装評価; B以上
内装評価; C以上

4点
・走行150,000km以内。
・内外装とも目立つ瑕疵が複数あり、加修を要するもの。
外装評価; C以上
内装評価; D以上

3.5点
・内外装とも大きな瑕疵が多数あり、加修、または交換を要するもの。
・主要溶接パネル交換車。
外装評価; D以上
内装評価; E以上

3点
・内外装とも交換を要する大きな瑕疵が多数あるもの。
・機関、機構に大きな不具合のあるもの。
外装評価&内装評価;E以上

2点
・商品価値の低いもの。

1点
・災害車(冠水歴車、消火剤散布歴車等)

R点
・修復歴車。

RA点
・軽微な修復歴車

99点
・事故現状車等、評価をしないもの。

※外装評価&内装評価に関しての詳細は次回の第三章で明記します。

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