こんにちは、
春日井中央店の トク です。
今日は、世界の映画の都とされるハリウッドを訪れたときに、私がとても驚いたことについてお話ししたいと思います。
数年前にハリウッドを訪れる機会がありました。
ハリウッドは「光の都」と呼ばれ、毎年多くの観光客を惹きつける場所です。
そして今日は、そのハリウッドで私が驚いたことを皆さんに共有したいと思います。
ご存知のように、ハリウッドは光の楽園であり、アメリカンドリームの象徴であり、
毎年何百万人もの観光客が訪れる観光名所です。
リウッドで最も有名なスポットの一つといえば、「ウォーク・オブ・フェイム(名声の歩道)」です。
ここには、俳優、歌手、監督、プロデューサー、さらには有名な架空キャラクターなど、
2,700以上のスターの名前が刻まれた星形プレートがあり、
ハリウッド大通りやヴァイン通りの歩道にずらりと並んでいます。
マリリン・モンロー、マイケル・ジャクソン、オードリー・ヘプバーン、そしてミッキーマウスなど、
誰もが知る名前を見ることができます。
しかし、そのすぐ近くには、多くのホームレスの人々が暮らしているエリアが広がっています。
彼らはダンボールを家のように敷き、そこで眠っています。
その光景から、人々はこの場所を皮肉を込めて「失望の歩道(ウォーク・オブ・ディスアポイントメント)」
と呼ぶこともあります。
photo taken from inside a moving car
「名声の歩道」と「絶望の歩道」が、ほんの数メートルの距離で並んでいるのです。
ロサンゼルスは、アメリカで最もホームレスの数が多い都市であり、2024年の統計によるとその数は7万人以上にのぼります。
ハリウッドから10キロも離れていない「スキッド・ロウ」地区は、最も大きく、かつ歴史のあるホームレスコミュニティのひとつです。
ハリウッド大通り(Hollywood Boulevard)でも、昼間は観光客で賑わいますが、
夜になると多くのホームレスの人々がそこで眠る場所となっています。
このように、華やかなハリウッドの裏には、光とは対照的な影の現実が存在しています。
名声と栄光の象徴である「ウォーク・オブ・フェイム」のすぐそばに、
社会の厳しさと現実を物語る「失望の歩道」があるという事実に、私は深く考えさせられました。
観光地のきらびやかな表面だけでなく、その裏側にある現実にも目を向けることが、
これからの私たちに求められているのかもしれません。
ハリウッドの光と影を目の当たりにし、ただの旅行では得られない、心に残る経験となりました。